~不幸中の幸い~
私はたぶん4年ほど前に現在の病気が発覚した。
しかし病気のことを把握するまでかなりの時間を要し、
「何か体の調子が悪いぞ」なんて思いながらも右往左往し時は過ぎて行った。
ある日近所の清掃日に私は溝掃除へと出かけた。
そこは高さ約2mある溝で両端に人がやっと歩けるくらいのコンクリート道があり、
そこに立って溝の汚泥を綺麗にする作業を行っていた。
しかし高さに目が眩んだのかフラフラと落ちてしまった。
なんといっても2mだ。
手を突こうとも考えたが私は咄嗟に手をひっこめ肩から落ちた。
当時私はクラシックギターをしており、
右手、特に爪は命だったため思わずかばってしまった。
このときは骨折程度で済んだがこれは序章に過ぎなかった(はっきりと覚えている限りは)。
いまでは極力自己保身に努めているが、
今考えれば「早よわかってよかった」「取り返しのつかないことにならんでよかった」と思う今日この頃である。
痛い思い出も嫌な思い出も
今日が元気でほんま良かった。
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